ジェルネイルの施術の手順
ここでは「ジェルネイル初体験でちょっとドキドキ」というあなたのために、一般的なジェルネイルの施術の手順をお話しします。当日サロンであわててしまわないようにちょっと予習をしてみましょう。
ジェルネイルの大まかな流れは以下の通りです。
- カウンセリング
- 爪の下処理とネイルデザインの決定
- ジェルの施術
- アフターケア
- カラーチェンジ
1.カウンセリング
「ジェルは初めてですか?」
「これくらいの持ちですけれども大丈夫ですか?」
「お仕事上大丈夫ですか?」
など、ジェルネイルをすることに問題がないか?ジェルネイルを楽しんでいただくことができるのか?ということを知るための基本的なカウンセリングをします。
2.爪の下処理とネイルデザインの決定
まずネイルケアから始めます。下処理をしながら、ネイル雑誌やカラーサンプル、デザインサンプルなどを見ていただき、ネイルのイメージを決定していきます。
3.ジェルの施術
いよいよ、本番。ジェルネイルの施術に入ります。施術の手順は以下の通り。
- 親指からベースのクリアを塗っていきます
- 塗ったらライトへ
- これを10本繰り返してベースの完成です
- 次にカラーを塗っていきます(カラーを選ばれた場合)
- 塗ったらライトへ
- 10本繰り返して、再度カラーを塗ります(通常は2回)
- 塗ったらライトへ
- 10本繰り返してカラーの完成です
- 最後にクリアで1本ずつカラーをコーティングしていきます
- 10本終わったら完成です
施術中のポイント
施術中に「痛い」「熱い」ということがあればスタッフにお伝えください。
「ここはジェルが熱くないんだね」
「スカルプって痛いって思っていたんだけれど痛くはないんだね」
という声をお客さんからお聞きすることがあります。 しかし、現実には「ネイルサロンで熱いとか痛いとか我慢する必要」これはまずないはずです。
特にジェルに関しては熱いと思う方もいらっしゃいますが、クリエではそれを「我慢しろ」とは絶対に言いません。 また、熱いと感じる方は「熱いよ」と言っていただければ施術の仕方を変えるなどして対応できます。
クリエでは初めてのお客さまには1本目をライトへ入れる時に「熱さや痛みを感じたら教えてください」とお願いしています。
ジェルは熱を発生して固まります。これを硬化熱といいます。通常は「熱い!」となるほどではありません。何も感じない程度が普通です。ところがジェルを一度にたくさん乗せてしまうと熱の発生量が多くなり「熱い!!」という事になってしまうのです。
このような事を避けるために、クリエではなるべく薄く塗るようにしていますが通常の量で塗っていても熱く感じるお客様には、時間はかかりますが、普通は1回に乗せる量を2回に分けて塗ったりして対応しています。
我慢せずに「熱いよ」と言ってくださいね。
それからこんな場合もあります。
たとえば、本人はよく覚えていなくても、無意識のうちに「あ、こんなところぶつけてた!」と、青アザを見つけるようなことありませんか?
そんな風に一本の指を強く打った経験がある場合など、いつもはなんともないのに、特定の指だけジェルをした時に熱く感じることもあります。そんな時も「熱いよ」とお知らせくださいね。ちゃんと対応させていただきます。
クリエのスタッフには、研修時に「熱いのや痛いのはだめだ」と指導しています。しかし、お客様の感じ方は皆様それぞれ違います。
多くの方が「熱い」「痛い」と感じない施術の方法でも、あなたには「熱い」「痛い」と感じてしまうケースもあります。 教えていただければ、あなたに合った対処方法考えることができますので万が一「熱い」とか「痛い」とか感じる場合には我慢せずに必ずスタッフにお伝えください。
5.アフターケア
ホームケア
きちんとホームケアをしていれば新生の爪は健康な爪が生えてきます。
ジェルを気に入って「ずっと、ジェルをし続けていたいな。」と思われる方にはケアは絶対に必要ですね。
ジェルはやさしいと言われていても爪に何かするってことは多少の負担はあるのでホームケアをおすすめしています。
丈夫な爪が生えてくるようなネイルオイルがあるのでそれを塗ってもらったり、乾燥するとやっぱり爪も弱くなるのでハンドクリームを無ってもらったり。
お顔もそうですよね、日頃のケアが大切ですよね?爪も同じようにケアしてください。オイルと保湿クリームを使ってホームケアをしてくださいね。
また、手袋も有効です。ネイル用の可愛いレースの指先が二重になっているものもあるので、それを使っていただけるといいと思います。 なお、ジェルをしたあとは爪は削らないほうがいいです。削ってしまうと爪の先端の断面が切れてしまうので、衝撃があったときに先端からはがれやすくなりま す。
6.カラーチェンジ
ジェルネイルの寿命
爪が伸びてきますので3週間をめどに考えてください。 ただ、それも下処理のテクニックで変わってきます。
正しい丁寧な処理をしてあると、根元のところから隙間なく色が付いてきます。甘皮処理とか、下処理ができていないところに塗るとジェルは縮む性質があるんです。
しかし、正しい下処理をしてあるとライトに入れた時の縮みが少なくなります。
ジェルネイル自体は3週間でも1ヶ月でも持ちますが、爪の根元に隙間が空いてくるというので3週間くらいが賞味期限になってしまうんですね。
それが、最初から隙間があいている3週間と根元まで隙間ない3週間では全然違ってくるんですよ。
だいたい、爪は普通の人で1日平均で0.1ミリくらい伸びます。
3週間だと結構のびるので、それが最初から1ミリとか2ミリとか目でみてわかるくらい隙間があいているのでは相当隙間が空きますので、下処理によって2~3週間くらいの差が最初からついているのといっしょなんですね。