「ジェルネイルを固めるためのライトで日焼けしたりするのかな?」
ジェルネイルをする人なら、一度くらいは心配になった事があるのではないでしょうか?
手は顔よりも老化がはっきり出て隠せない場所なので
おしゃれで楽しんでいるジェルネイルのせいで、手が日焼けしたり、
シワやシミができてしまうとなると悲しいですし、困りますよね。
ジェルネイルのライトの種類
まず、ジェルネイルを固めるためのライトには、UVライトとLEDライト、
最近はミックスライトといってUVとLEDがひとつになっているミックスライトがあります。
ジェルの成分によってどちらの光線で固まるのか、固める時間などが違ってきます。
どちらが良い悪いといったことはありません。
とはいえ、UVというと、紫外線=日焼けする。LEDだとなんとなく安心というイメージがあるのではないでしょうか?
今回は、そんなジェルネイルを固めるためのライトで日焼けする?しない?のLED編です。
UVライトについてはこちらでお話しています。
LEDライトから発せられるブルーライトで肌への影響はないのでしょうか?
LEDって何?
出典:ブルーライト研究会 http://blue-light.biz/about_bluelight/
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の可視光線という青色光のことで
私たちが目で見ることのできる光の中で、もっとも波長が短く強いエネルギーを持っています。
ブルーライトと聞くと、なんだか人工的な光という感じがしますが
実は、太陽光の中にも含まれていて、朝起きて太陽の光をあびることにより
体内リズムを整え、健康を維持する上で重要な役割を果たしている光なんです。
寝る前にスマホなどでブルーライトをあびると良い睡眠がとれないといわれるのには
上記のような理由があるんですね。
他にも、パソコンやスマホの画面などから発せられる光による身体への影響が
懸念されはじめていますが、そのメカニズムなどは詳細に解明されていなそうです。
最新の調査では、太陽光に含まれるブルーライトは、スマホやパソコンの画面や室内照明から発せられるブルーライトのおよそ数百倍の強度があることがわかっています。
数百倍、イメージすらつきませんが、日々当たり前に浴びている太陽光の強さに驚く反面、光の強度にかなり差のある人工ブルーライトにまで必要以上に神経質になることの怖さも感じます。
出典:資生堂 https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/2971_k1a95_jp.pdf
今回は、日焼けするのか?がテーマですので、肌への影響についてお話します。
LEDライトで使用されているのはブルーライトです。可視光線の領域の光で、一般的には400㎚~405㎚の波長が使われています。
LEDライトは、UVライトの後に安全性を考慮されて作られたもので、UVライトに比べ波長も長く、肌への影響が少ない。そして、その照射時間の短さから、日焼けのリスクはUVライトより、さらに少ないといえます。
人工ブルーライトの光の強さは太陽光の数百分の1。ここ数年注目されている、屋外での太陽光のブルーライト焼けとはまた違うものということになります。
とはいえ一般的には、「ブルーライト=スマホやPC画面から出ている身体に良くないもの」というイメージありますよね。だったら「ジェルネイルのLEDライト(ブルーライト)はどうなの?というのも気になるところではないでしょうか?
一般的なスマホとLED405nmジェルネイルライトを比較すると、暗いところで使用するスマホの画面から出ている光の強さは1/6といわれています。
毎日当たり前のように眺めているスマホ画面。実は、ジェルネイルを固めるLEDライトよりも圧倒的に強い光を放っていることがわかります。
しかもスマホは直視。
スマホを眺めている時間は、ジェルネイルLEDライトの照射時間のように秒単位ではなくもっと長時間で毎日。
でもこれは明るさの合計値の比較なので、画面全体から発光しているスマホと、一つの光源から発光しているジェルネイルライトでの違いがありますので、ジェルネイルのライトを覗いて直接見ないように注意してくださいね!
ジェルネイルのライトによる日焼けの心配はほとんどいらない
私の結論としては、ジェルネイルのライトによる日焼けはほとんど心配ないということになります。
UVでも心配なし。LEDライトならその心配はもっとなくなります。
私自身も、今までジェルネイルを固めるLEDライトを正しく使っていてトラブルが起きたということはありませんし、長年LEDライトを使っていて深刻な症状がでたという報告は今のところありません。
それでも肌質や状態には個人差がありますし、決して肌への影響が100%ないとは言い切れませんが、
その時は、トラブル対策をして不安なくジェルネイルを楽んで欲しいです。
みなさんが、安心してジェルネイルを楽しめますように。