ジェルネイルを固めるライトで日焼けする?

紫外線が強くなり日焼けが心配な季節になりました。

皆さんも日々日焼けしないように色々と気を使っていらっしゃると思います。

そこでふと

「そういえば、ジェルネイルを固めるライトで日焼けするのかな?」

「ずっとジェルネイルを続けてると色が黒くなるの?」

「UVライトってことは紫外線と同じなの?日焼けしそうで心配・・・」

と疑問に思ったことはありませんか?

クリエネイルスペースでもジェルネイルを固めるライトでの日焼けの心配をされる方が時々いらっしゃいます。

とくに定期的にジェルネイルをしている方は、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

今回は、ジェルネイルを硬化させるライトで実際に日焼けをしてしまうのか?という疑問についてお話します。

  ジェルネイルを固めるライトの種類

ジェルネイルを固めるライトにはUVライトとLEDライト、UVとLED両方を照射するハイブリッドライトもあります。

クリエネイルスペースで使用しているのは、ハイブリッドライトです。

UVライトとLEDライトの大きな違いは波長にあります。

各サロン、扱っているジェルに適したライトを使用していますので、『私の通っているサロンのライトは何かな?』と気になる方は、サロンへ問い合わせてみてくださいね。

さて本題のジェルネイルのライトで日焼けしていまうのか?を解説していきます。

  ジェルネイルのライトで日焼けしてしまう?

 

日焼けするのか?しないのか?

ここが一番気になるところだと思いますので、先に結論からお伝えしますが

UVでもLEDでもジェルを固めるライトで、日焼けをしてしまうことは、ほとんどありません。

紫外線の種類は後でお話しますが、ジェルライトの紫外線は、

日焼けやシミの大きな原因となる太陽光の紫外線とは、種類が違うからです。

ここからは、UV(紫外線)とLED(可視光線)についてみていきましょう。

 

日焼けの原因とされるUV(紫外線)の種類

出典:Zoff https://www.zoff.co.jp/shop/help/uv-care.aspx

UV(紫外線)には、下記の3つの種類があります。

  • A波:肌への影響が極めて少ない紫外線。長期間浴び続けると影響がでる。
  • B波:肌への影響が大きい紫外線。短時間でも影響がでやすい、いわゆる屋外っでの日焼け。
  • C波:オゾン層で遮断されるので、地表には到達しないが有害な紫外線。

3種類のうち、日焼けに関係するのはB波です。

太陽光の紫外線は、そのほとんどがA波で構成されていますが、わずかに含まれるB波のエネルギーが強く

短時間浴びるだけでも、肌が赤くなったりして、日焼けの原因になります。

UVライトのUVは、A波のみを発生させてジェルを固めています。

また、UVライトから出るA派は365nm前後で、あてる時間は1回に約1分程度です。

ジェルネイルの施術時間をトータルでみても、UVライトに当たっている時間は約10分程度になります。

短い時間であること、影響の少ない紫外線A波のみの発生させている、ということから考えても、

UVライトによる日焼けは、太陽光と比べると、日焼けしてしまう可能性は極めて少ないといえます。

LEDライトは大丈夫なの?

出典:ブルーライト研究会 http://blue-light.biz/about_bluelight/

LEDは可視光線の中で、最も強いエネルギーを持つ光で、ブルーライトとよばれています。

ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。
ジェルネイルのLEDライトはメーカーにより多少の違いはあるものの。約405nmですのでUV‐BはもちろんUV-Aの影響もほぼ無いと考えて問題ありません。
 
とはいえ、ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っていてます。
角膜や角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達しますからジェルネイルのライトを覗き込んだりしないようにしてくださいね。

 

そして、日焼けの原因のもう一つは光の強さにあります。

光の強さ=紫外線の量の単位は、W(ワット)で表しますが、数が少ないほど日焼けの影響は少なくなります。

UVライトの光のエネルギーは、一般的なUVライトで36W(ワット)前後の極弱いものになります。

ちなみに日焼けサロンで使用されているものが12000W(ワット)前後といわれているので

UVライトは、日焼けサロンのUVライトと比べ、約300分の1の紫外線量になります。

UVライトは、A波のみの発生で弱いエネルギーの光のため、日焼けはしにくいといえるでしょう。

しかし、日焼けの可能性がゼロではありません。すべての方に日焼けに関する影響がないとも言い切れないのが正直なところです。

  • かなりの敏感肌の方
  • 手の乾燥のひどい方
  • 紫外線にアレルギーのある方

このような方は、微量の紫外線でも影響がないとは限りませんので

保湿ケアをしっかりとして、肌を整えておくことも日焼けを防ぐ、大切なポイントです。

肌のトラブルは特に無いけど、やっぱり気になると言う方も、日焼け対策を行うと安心です。

 

  どうしても日焼けが気になるときの対処法

 

日焼け止めを塗る

 

一番簡単な方法は、日焼け止めクリームを塗ることです。

ただし、日焼け止めクリームを塗るときには注意が必要です。

ジェルネイルを付ける時には、爪表面に余分な油分などがあると、

ジェルが爪の表面にが密着しずらく、すぐに剥がれてしまう原因となります。

ネイルサロンではジェルネイルの施術の前に、下処理として、爪表面の油分や水分の除去を行っているので、

多少の日焼け止めクリームが付いていても、大抵の場合は除去することができます。

ですが、爪や爪の周りにまでクリームを刷り込んでしまっていると、

浸透している油分などを除去しきれない場合もあります。

日焼け止めクリームを塗るときは、爪表面に付着しないようにできる限り気を付けましょう。

また、施術の前に日焼け止めクリームを塗っていることをネイリストに伝えるのも忘れないようにしましょう。

 

指先の開いているUVグローブをつける

 

UVグローブで指先の開いているものをつけるのも良い方法です。

その時に気をつけたいことは、毛羽立ちのある生地を避けることです。

ジェルネイルは固まるまで表面はベタついている状態ですので、毛羽たちがあると繊維などは付着しやすくなります。

手袋をつけたい場合は、事前にネイリストに相談しておくと安心です。

ジェルのライトはUVライトでもLEDライトでも日焼けは、ほとんどないのですが、それでも心配な方は、

紫外線対策をして安心してジェルネイルを楽しんでくださいね。

 

 

 

 

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