痛い巻き爪予防にも!映えるフットネイルをつくる足爪の形とは?

素足で過ごすことが多くなると、気になるのが足の爪。

フットネイルで足元のオシャレも楽しみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

トラブルを防せいで、フットネイルを楽しむためにも、気をつけたいのが足爪の切り方です。

間違った爪の切り方をしてしまうと、巻き爪になりやすく、痛みや腫れなどが起きる可能性があります。

また、普段から爪の長さや形を良い状態に保つことで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。

正しい足爪の切り方をぜひ身につけておきましょう。

 

  つま先は全体重を支えて頑張っている

足の指や爪には、実は毎日大きな負担がかかっています。

普通に歩いているだけでも体重の1.5倍、走ったり運動する場合はそれ以上の圧力がつま先にかかっています!

また、高いヒールを愛用している方は、その靴を履いている間中、つま先に全体重がかかっているわけです。

その上、爪を間違った形に切ってしまうと、巻き爪などトラブルの大きな原因になってしまうでしょう。

 

  足の爪、てきとうに切っていない?

手の爪は丁寧に形を作っても、足の爪は、てきとうに切っていませんか?

足の爪なんて、白い部分を切って短くしておけば良いんじゃないの?思っている方が多いのですが、

実はそれは大きな間違いです!

白い部分を全て切っていくと、爪の形はどうなりますか?丸くなってしまいますよね。

手の爪で言えば、先端に丸みをもたせた『ラウンドカット』と言われる形です。

手の爪の場合は、深爪でなければ、どんな形でも問題はありませんが、

足の爪を丸く切ってしまうと、巻き爪などのトラブルが起きやすくなってしまいます。

巻き爪は、ちょっと痛いかな…からおき始め、次第に爪が皮膚に食い込み、

歩くことも困難になるほどの激痛を生むこともある怖い症状です。

化膿したり症状が悪化たりすると、外科的手術を受けなければならない事態になることさえあります。

ちょっと怖い話をしてしまいましたが、実際に当サロンにもご相談に来られる方がいらっしゃいます。

そんなときに、ご自身で出来ることとしてアドバイスさせていただくのが、足の爪の理想的な形と切り方です。

 

  足爪の形は『スクエアオフ』に

まずは、足爪を切る前に、仕上がりの形をイメージしてみましょう。

足爪の長さは横から見て指先と同じくらいに揃え、先端の両角に少し丸みのある四角形に整えるのが理想です。

このような形を『スクエアオフカット』といいます。

このような形に整えるためには、爪切りで端から端までまっすぐに切ったあと、

やすりで、先端の両角だけを少し落とすようにします。

爪先の白い部分は残っていて大丈夫!むしろ白い部分が無くなってしまうほど切ってしまうのはNGです。

仕上げに爪先に軽くヤスリをかけて、切った面をなめらかにすると引っかかりもなく快適ですよ。

短く切りすぎた「深爪」や、端を斜めに深く切り込んだ「バイアスカット」は避けましょう。

陥入爪の原因となるほか、爪が短すぎる状態が続くと、巻き爪や厚い爪などの変形が起こりやすくなります。

今まで丸く切ってしまっていた方は、慣れないうちは違和感があるかもしれませんが、

巻き爪などトラブルを防止、また改善するためには『スクエアカット』が、ベストな形です。

うっかり丸く切ってしまわないように注意してくださいね。

ネイルサロンでは、足爪は必ず『スクエアオフ』に整えます。短すぎたり丸くされている方には

伸ばしながら少しずつスクエアオフに近づくようにケアしていきます。

フットジェルやペディキュアをする場合は、スクエアカットの方が映えますよ。

手の爪のカットスタイルについては、こちらでお話しています

 

  足の爪をまっすぐ切るには

爪切りのタイプには、皆さんがよく見る「平形(テコ型)爪切り」と、

工具ニッパーのような形の「ニッパー型爪切り」があります。

ネイルサロンでは、爪と刃の位置を確認しやすく、厚く硬い爪でも切ることのできるニッパー型爪切りを使っています。

ご家庭での爪切りは、一般的に平型爪切りが使われているケースが多いようです。

この爪切りですが、刃の形状がまっすぐになっている直線状のものと

カーブのついた曲線状のものがあるのをご存知ですか?

爪切りの刃の形なんてじっくり見たことなんてないですよね…

実は、カーブのついて曲線状の刃のものは、爪の先を丸い形に整えるのには向いていて

直線状のものは、まっすぐストレートに切ることに向いています。

さきほど、足爪は『スクエアオフ』が良いとお話しました。

先端をまっすぐ切った形『スクエアオフ』にしたい足爪用としては、

まっすぐに切れる直線刃の方が適しています。

一度お持ちの爪切りを見てみてくださいね。

 

  足の爪は切りすぎも伸ばし過ぎもトラブルのもと

爪の白い部分が少しでも見えていると気になる…

爪の白い部分がない方が清潔なのでは?

そう思っている方も少なからずいらっしゃいます。

しかし、足の爪は、歩く時の力を受け止める役割も担っています。

そして爪には、それを補う大切な役割があります。

指先の骨は、実は指の先端まではなく、歩くときに下から受ける力を

爪があることで上から押さえて、指先が力が入るようになっています。

これを『爪圧(そうあつ)』といいます。

爪を切りすぎて深爪になってしまうと、『爪圧』が無くなり

指に力が十分に入らないため、余計な筋肉を使って疲れやすくなることもあります。

じゃあ長ければいいかというと、伸ばし過ぎの爪もいけません。

靴下や靴に引っかかって割れたり、根本からはがれてしまったりと

思わぬ外傷を負ってしまうことも考えられます。

 

  丸い形と深爪が巻き爪を招く

足の爪の痛みは急激に、しかもずっと痛いというよりも

時々痛い、にぶい痛みがある、といった軽い症状から始まることが多いので

お手入れを、ついつい後回しにしてしまいがちですが

足の爪、特に親指の爪に多いのが、靴を履くと違和感や痛みがある

または少し爪が伸びてくると皮膚に食い込んできて痛い…。

そのようなトラブルに心当たりがあるなら、巻き爪予備軍かもしれません。

足の爪を丸く切ってしまうと、指先の両端部分の皮膚がむきだしになる『深爪』の状態となり

指先のお肉が徐々に盛り上がっていきます。

その部分に伸びてきた爪が刺激を与え痛みを感じ

当たっているところをまた爪を切る…という悪循環に陥ります。

これを繰り返していくと、爪はどんどん内側にカーブし、巻き爪となってしまいます。

たかが足の爪と軽く考えず、正しい形、長さに整えておく習慣をつけていきましょう。

自分で切るのが難しい場合はネイルサロンで切ってもらうと良いでしょう。

 

  足の爪は縁の下の力持ち

足の爪は、体重を支え、立ち上がる時や歩く時などに重要な役割を果たしています。

まさに縁の下の力持ちなんです!

爪がなければ、つま先を上手に使うことが出来ず、しっかり歩くことも難しくなるでしょう。

『スクエアカット』に整えるようにすれば、巻き爪は予防ができます。

爪のコンディションが良くしてフットネイルを楽しんでくださいね。

 

 

 

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