サロンでは、ネイルケアの時もジェルなどでアートをする時も、まず最初に整えるのがベースとなる爪の形です。
特に、はじめてネイルをされる方は、アートにばかり目がいってしまいがちですが
爪の方によって手の印象派大きく変わります。また強度についても変わってきます。
どんな形が自分に似合うのか?またどんな印象にになるのか?知っておくと見せたい印象にぐっと近づけますよ!
今回のコラムでは、爪の形の種類と爪の形による手元の印象の違いなどをお話していきます。
もくじ
爪の形の種類
爪の形は細かく分けると十種類以上あります。
長さや形が変わると同じ人の手でも印象が全く変わりますね。
日本のネイルサロンでよく選ばれているのは、ラウンド、オーバル、ポイント、スクエアオフの4種類の形です。
この4種類の形を基本に、爪の長さや手の大きさなどを考えて少しアレンジして似合う形に整えていきます。
短いと出来ない形もありますので、先々でどんな形にしていきたいか?などネイリストに伝えておけば
その形を目指してカットスタイルを作ってくれますので、参考画像などを用意していくと良いでしょう。
それぞれの爪の形の特徴
それぞれの爪の形には特徴があります。
指をシャープに見せるという見た目の印象と、見た目ではなく折れにくいなどの強度という特徴です。
それでは、4つのカットスタイルを順番に見ていきましょう。
ラウンド
ラウンドとは、爪の側面はまっすぐで、先端部分が丸み(カーブ)がついている形です。
指先とほぼ同じような自然なカーブがついているイメージです。
短めの爪でも長くても作れるベーシックなカットスタイルです。
ラウンドがおすすめの自爪・手指のタイプ
- 短めの爪が好き
- 爪が大きい
- 爪に厚みがある
- 手が大きい
滑らかで可愛らしい印象になります。自爪を短めにそろえてマニキュアやジェルネイルをされる方におすすめです。
オーバル
オーバルとは、先端だけではなく側面も丸みを持たせた、卵のような形にしたスタイルです。
ラウンドよりも少し縦長に見えるので、指もスラッと長く、キレイに見せることができます。
オーバルがおすすめの自爪・手指のタイプ
- 少し長めのネイルが好き
- 指や手の形を細くスマートに見せたい
- ネイルデザインを目立たせたい
- 上品な手元が好き。
爪先が少し長めになるため、指が短い、太目などお悩みの方には、全体に丸みのある形で上品な印象のオーバルがおすすめです。
爪先の丸みを少しシャープに整えるのでジェルネイルをする場合はいいのですが、自爪のままにしているとラウンドよりも少し欠けやすいので少し注意が必要です。
ポイント
ポイントは、爪の先端のカーブが、ラウンドやオーバルよりもさらにシャープになっています。
アーモンドと見た目が似ていることから、「アーモンド」ともいわれています。
ポイントがおすすめの自爪・手指のタイプ
- 爪の横幅が広いのが気になる
- 指を長くすらりと見せたい
- 大人の女性らしい手元にしたい
ポイントは爪を長めに出して先端をとがらせるので、縦長の爪で指を細く見せたい、華やかな印象にしたい方におすすめです。
ポイントは長めの爪で先端部分がとがっているため、ラウンドよりも爪先が欠けやすいリスクがあります。
ジェルをしていても、指先をよく使用する方は注意してくださいね。
スクエアオフ
スクエアオフは爪先にカーブを作らず、先端も側面もほぼ直角(長方形のような形)に
整えて爪先の両角に丸みを持たせた形です。
爪先の両角だけ丸く削ることで、長方形のかたい印象が、少しやわらかくなります。
最近は、先端にむかって少し先細りに整えるのが流行りになっています。
少し先細りにすることで、指がシャープに見えエレガントな印象になります。
スクエアオフがおすすめの自爪・手指のタイプ
- 長さを出したい
- 爪を割れにくくしたい
この形は、爪の長さを出しても丈夫なので爪が割れやすい折れやすいという方におすすめです。
それぞれの形に特徴があって人から見られる印象も違ってきますが、
基本的には、爪の形はお好みで選んでいただくのが1番だと思っています。
ふと手元を見た時に自分がHAPPYな気持ちになれるのがネイルの楽しいところなのですから。